2017-11-01 35 名前② 「Well... 宮沢さん。下の名前なんて読むの。」 ついに指される。呼ばれたくない。 下の名前。 宮沢さんのままでいい。 「先生、しきですよ。」 美輝が答えた。 「しき?ああ、ありがとう。」 何事もなかったかのように授業は進む。 波打つのは私の中でだけ。 にほんブログ村